天地同命、宇宙の理を生きる、平安時代の希代の陰陽師「安倍晴明」を描いた作品です。
一言でいうと(岡野玲子さま、すいません)
「宇宙とスピのことがぜんぶ描かれてるよー」
な本です。
↑の表紙の8巻では、日照りが続く都に雨を降らすため、
晴明と友人の源博雅は吉野の山に分け入ります。
苦難の末、目的の場所にたどり着いた二人は雨を降らせることに
成功しますが、
ときに龍に導かれときに目に見えないものの助けを借りながら
進む道中は、まさにシンクロニシティの連続。
そして、道中でのできごとは、あらゆる人々(晴明自身にも)に生命の浄化をもたらすのです。
日本は国土の3/4が山の国。雨量も世界でトップクラス。
夏、日照り、水のエネルギー=浄化。
勢いよく流れる水はすべての穢れをはらい、禊ぐ。
日本とは、古来からそういう国なのかもしれません。
折しも、最近「浄化、浄化」とやっていた自分が8巻に惹かれたのも
シンクロ なのでしょう。
この作品は、全編とおして「宇宙」が描かれていますので、
「宇宙って? シンクロとはなんぞや?」と思われる方には超! オススメです。
絵が、またすごく美しいのです。。。
現在描かれている「玉手箱」が、またよだれが(失敬)出るほど美しい!
ぜひ読んでみてくださいね~
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